株を始める前に読んで欲しい
◎FXの取引会社を選ぶ


さて、ネットで外国為替証拠金取引(FX)をしようと思ったら取引会社に
口座を開設する必要があります。
取引会社を選ぶ時の基準は何でしょうか?

最も分かりやすいのは、取引手数料です。
株と考え方は一緒です。
各社とも個人投資家を呼び込もうと値引き合戦をやっているため、手数料は
どんどん下がっています。基本的には取引単位ごとの手数料が決まっています。
やっぱ「無料」に惹かれますね。
でも、無料のところって何か胡散臭さが漂います。

「タダほど高い物は無い」
ということで、手数料が無料ということは、手数料以外で収益を上げる
仕組みを持っているということです。
それは、スワップポイントが投資家に不利に設定されているかもしれません。
または、提示される売買レートが不利になっているかもしれません。

いずれにしても、手数料は重要ですが、手数料だけを見て判断するのは危険です。
特に、為替取引きの場合、相対取引といって、その会社と客との間でのみ
成立するレートでの取引になります。株式市場のようにその時点での価格が
一意に決定されているわけではありません。
取引する相手によって同じ時間でも価格が異なっていることがあるのです。
おかしな業者だと、不利なレートでの取引になってしまう可能性もあります。
売りと買いのレートを同時に提示している会社と取引するのは必須でしょう。

あと、取引会社の信用リスクが存在します。
株の場合よりも中小規模の取引会社が多いです。
預けた証拠金は法律で保護されてるわけではありませんので取引会社が
倒産した場合は損害を受ける可能性もあります。
最低限の基準として、客から預かった保証金等の資産と取引会社の資産と
を区分して管理していることは必須でしょう。
「信託保全」というやつです。

入出金の方法や出金日数を明確に説明していることもチェックしてください。
胡散臭いところは出金についてあいまいにしている場合があります。
出金方法がFAXなどとなっている会社は避けておいたほうが無難でしょう。
というより、全部オンラインで出来ないと不便です

株同様ですが、
分析に使用するツールを提供してくれる会社にツール使用のためだけ
口座を作ることも可能です。
口座開設、維持が無料であれば、コストもかかりません。

複数口座を持つのはリスク分散の観点から有効です。
証券会社のオンラインシステム障害や倒産など不測の事態に
全く取引できなくなることを避けられます。

と、いうわけでいくつか取引会社を挙げてみます。
資料請求してもよし、口座開設してもよし。

外貨ex
イチオシです。まず、最低取引単位が1千通貨単位です。
他の会社では、ほとんど1万通貨単位です。
つまり、少額で取引できるのです。私みたいに資金が少ない場合、
1万通貨の取引では損益の変動が激しすぎてまさにハイリスクハイリターン
の罠に陥ってしまいます。
取引手数料も安い方だと思います。
私のメイン口座です。
イーバンク銀行などクイック入金に対応した口座があると
証拠金の振り込み手数料がかかりません。
「ネット銀行って便利だね」

外為どっとコム
言わずと知れた業界最大手の取引業者です。
ここも最低取引単位が1千通貨単位ですが、手数料が割高です。
金利の調整であるスワップポイントの買いスワップと売りスワップの
差が小さく、その点では良心的であると言えます。
つまり、スワップの差が大きいほど取引会社の収入が増えると
考えられるからです。一度買ったら長期保有するタイプの方に
向いていると思います。
こちらもイーバンク銀行などクイック入金に対応した口座があると
証拠金の振り込み手数料がかかりません。
「ネット銀行ってやっぱり便利ですね」


外為会社52社比較
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当然、口座を開設する義務はありませんし、無料です。
まあ、ひとつのサービスとして。
一般的にどういった会社があるのかが分かります。


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